高橋は18日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)に出演。番組では政治家と旧統一教会との関係を特集した。

 旧統一教会をめぐっては、安倍晋三元首相銃撃事件を機に政治家とのつながりに注目が集まっている。これまでに与野党で多くの政治家が過去に関係を持っていたことが明らかに。最近では自民党・萩生田光一政調会長と生稲晃子議員が参院選の前に旧統一教会の関連施設を訪れたことを認めた。

 政治家と旧統一教会の関係の〝濃淡〟について問われた高橋は「濃淡のレベルのつけ方も難しいですよね。どこまでが良くて、どこからがダメかっていうのも難しい」とコメント。

 さらに「それから霊感商法に関しても、霊感商法で助けられたって言う人もいれば、訴えるくらい悪質だっていうのもあるから今後、霊感商法についてどこまでがOKで、どこからがダメかって、線引きがすごく難しい問題なんだなって思うんですよ」と続けた。

この発言に番組に出演していたジャーナリストの有田芳生氏が反応。「1970年代から80年代に日本社会で霊感商法が批判を浴びたときに、統一教会の関連組織が『霊石愛好会』っていうのを作った。別の組織で『私たちはツボとか多宝塔を授かったおかげで幸せなんです』っていうキャンペーンを張ったこともある」と、「霊感商法に助けられた」とする意見には背景があることを指摘した。

 ネット上でも高橋のコメントには「これはちょっとひどい」「自分で高価なツボを買ってから言って」と批判の声が上がり、立憲民主党の蓮舫氏もツイッターで「誰にでも好きにコメントさせるのはどうなの」と苦言を呈した。

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