それはもうひとえに選挙ですよ。選挙活動と宗教は相性がいいんです。私は国政選挙は“品票会”って言ってまして、つまりは票の出し合い競争。参院選なら3年に1度の集票オリンピックなんですよ。だから猛暑で長丁場の選挙活動は信者同士の連帯感も強まるし、高揚感もある。そして票数という目に見える成果が信仰の実感につながる。勝つことに意義があるから負けそうな選挙区にはあまり候補は立てないんですよ。地方の演説にも駆けつけますし、ポスターも貼る。そうした活動を信者は自腹で行うのですから、政治家にはありがたかったはずです。

なかなか面白い記事だったわ