名古屋市の名古屋高速道路でバスが横転し炎上するなどして2人が死亡、7人がけがをした事故で、警察が後続の車のドライブレコーダーを解析した結果、バスが横転してすぐに車体の前方から火の手が上がり、数分のうちに全体に燃え広がったことがわかりました。

前方にあった燃料タンクの軽油に引火した可能性があるということで警察はわずかな時間で燃え広がった原因などについて調べています。

8月22日の午前10時過ぎ、名古屋市北区の名古屋高速道路で、市中心部から県営名古屋空港に向かっていたバスが分離帯に衝突して横転・炎上し、
バスに乗っていた乗客と運転手あわせて8人のうち男性2人が死亡したほか、乗客6人と後続の乗用車を運転していた男性1人の、あわせて7人がけがをしました。
警察が後続の車のドライブレコーダーを解析した結果、バスが横転してすぐに車体の前方から火の手が上がり、数分のうちに全体に燃え広がったことがわかりました。

バスの前方には軽油の燃料タンクが備え付けられていたとみられ、衝突した際に破損して漏れ出した油に火花などが引火した可能性があるということです。
警察は焼けたバスの状態を調べたり目撃者から話を聞いたりして、わずかな時間でバス全体に燃え広がった原因などについて調べています。

https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20220825/3000024450.html