https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220902/k10013799971000.html

ボクシング入江聖奈 東京農工大の大学院合格 カエル研究の道へ

東京オリンピックのボクシングで金メダルを獲得した入江聖奈選手が、好きなカエルの研究に取り組むため、東京農工大学の大学院を受験し、合格しました。

鳥取県出身の入江選手は現在、日本体育大学4年生で21歳。

去年の東京オリンピックのボクシング女子フェザー級に出場し、日本の女子選手として初めて金メダルを獲得しました。

入江選手は来年春、日本体育大学を卒業するのを機に現役を引退することを明らかにしていて、その後、好きなカエルの研究に取り組むため、先月下旬に東京農工大学の大学院を受験していました。

関係者によりますと、2日に合格発表が行われ、入江選手は大学院に合格したということです。

入江選手はことし11月、都内で行われる全日本選手権に出場する予定で、これが現役最後の大会となる見通しです。

入江選手は「浪人も覚悟していましたが、一発合格することができ、とても安心しています。将来はカエル一本で生きていくと決めているので、大学院では、現場でのフィールドワークを大事にして、カエルに貢献できる人材になりたいです」と話していました。