激減する若者の運転免許保有者数

この20年間で10代、20代の若者の運転免許保有者数(当該年度時点)は650万人以上減っている。
改めて衝撃的な数字だ。
もうMTだ、AT限定だの話ですらなく、運転免許を取得する若者そのものが減っている。

この衝撃的な数字の恐ろしいところは、いずれ「日本の大動脈、物流に直結する」であろうことにある。

これほどにしか若者の免許保有者がいないとなると、トラック運転手を始めとする物
流ドライバーは将来的に致命的な人手不足に陥るだろう。
特に大型トラックの運転手の平均年齢は49.4歳、タクシー運転手に至っては
平均年齢59.5歳(ともに厚生労働省、2019年)と、あまり時間がない。
ましてや、いまの若者は仮に普通自動車の免許を取得しても2017年からの新免許制度上、
いわゆる2t車(最大積載量・車種にもよる)すら乗ることができない。
いまさらだが、ここまで厳しく免許区分を分ける必要があったか筆者は疑問だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fff54974450bd13b9474b3a8d5f1b40d3f7c2fe3