駄菓子の魅力、歌とダンスで アイドル「da-gashi☆」再始動
アイドルと一緒に、万博で駄菓子をアピールや！――。
大阪の駄菓子メーカー5社とタッグを組むアイドルグループ「da-gashi☆」が新体制となり、大阪市内でお披露目の記者会見があった。2025年の大阪・関西万博をにらみ、メーカーとともに、駄菓子の魅力を発信していく。
駄菓子で世界の人たちに笑顔になってもらおうという「ダガシエガオ・プロジェクト」の一環。オリオン（大阪市）▽コリス（同）▽パイン（同）▽中野物産（堺市）▽チーリン製菓（大阪府八尾市）――の思いに、芸能プロダクションの「OFFICE MINAMIKAZE」（大阪市）が賛同した。
「da-gashi☆」は18年に7人でスタートし、駄菓子のPRに一役買ってきた。しかし、新型コロナウイルス禍などで活動休止状態に。新たなメンバーで再始動することになった。
新メンバーはナナコさん（小6）、エナさん（高2）、コトカさん（中1）、サエさん（小6）、エマさん（高2）の5人。
歌とダンスを披露し、「ミニコーラ」「フエラムネ」「うんチョコ」「パインアメ」「都こんぶ」の「推し駄菓子」を紹介した。メンバーは「大阪万博にかかわりたい」「日本が世界に誇る駄菓子の良さを、多くの人に知ってもらえたら」などと、声を弾ませた。
駄菓子業界は「いろんなメーカーが集まって『駄菓子』という文化を創っている」（コリス・友田光昭社長）のが特徴。仲の良さや横のつながりが、プロジェクトにも生きている。
「OFFICE MINAMIKAZE」の小山武秀社長は「メーカーさんたちの熱い気持ちに動かされた。やる気と元気がある、駄菓子オタクが集まりました」と話した。
「da-gashi☆」は9月11日に大阪市浪速区のポルックスシアターでライブを開き、本格始動する。今後はコロナの状況を見ながら、3月12日の「だがしの日」のイベントなどに参加する予定。【水津聡子】
歌とダンスを披露する「da-gashi☆」のメンバー＝大阪市浪速区で2022年8月24日午後2時21分、水津聡子撮影
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