11日投開票された沖縄県知事選で、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する玉城デニー氏が再選したが、政府は移設に向けた工事を粛々と進める構えだ。

「日米同盟の抑止力維持と普天間飛行場の危険性除去を考え合わせたとき、辺野古移設が唯一の解決策だ。着実に工事を進めていくことこそが普天間飛行場の一日も早い全面返還を実現し、危険性を除去することにつながる」

松野博一官房長官は12日の記者会見でこう述べ、移設の方針を堅持する考えを重ねて示した。

https://www.sankei.com/article/20220912-6KQ3D5YET5NGLD7KUUUK4K2IZM/