公費負担の薬、10カ月で5万錠処方か 転売疑いで逮捕の生活保護受給者
2022/9/15 18:43

生活保護制度により医療費が全額公費負担となることを悪用し、処方された向精神薬を転売目的で所持したとして逮捕された無職、水内雅士容疑者(51)=大阪市西成区萩之茶屋=が昨年9月以降の10カ月間で、病院を延べ約380回受診していたことが15日、捜査関係者への取材で分かった。抗鬱薬や睡眠薬といった向精神薬を含む薬剤計約5万3千錠を窓口負担なしで入手し、最も多かった昨年9月には26病院を計58回受診、6880錠を処方されていた。

大阪府警によると、水内容疑者の逮捕容疑は8月18日、大阪市東住吉区の路上で、向精神薬120錠を営利目的で所持していたとしている。「自分で飲むために薬をもらった」と容疑を否認している。

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https://www.sankei.com/article/20220915-B4IMXNWZKFLKVAFZPT7MNRRIYU/