AOKIにKADOKAWA…“オフィシャルサポーター”ばかりの底なし五輪汚職に《次はどこ》の声

東京オリンピック・パラリンピックをめぐる汚職事件で、大会組織委員会元理事の高橋治之容疑者(78)に約6900万円の賄賂を渡したとして幹部2人が逮捕された出版大手のKADOKAWA。

 14日には、自宅が家宅捜索を受けていた同社会長の角川歴彦容疑者(79)が贈賄の疑いで逮捕される事態となった。

 紳士服大手のAOKIホールディングス前会長の青木拡憲容疑者(83)に続くトップの逮捕劇。五輪をめぐる汚職事件の全容解明を望む声が多い中、これまで疑惑も含め汚職が指摘されているのが、4タイプある大会スポンサー枠のうち、いずれも「オフィシャルサポーター」の企業ばかり。

 トップが逮捕されたAOKI、KADOKAWAのほか、7日には日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和元会長が社外取締役を務めている駐車場サービス「パーク24」は本社を家宅捜索され、幹部らの任意聴取が始まった。
 
 これについて、ネットには次のような声が上がっている。 

■汚職の温床に?

《スポンサー料が最も低いオフィシャルサポーターが汚職の温床になっているということ?》

《この際だから徹底的に洗った方がいい》
 
 複数回の大会を支援する最上位の「ワールドワイド」のほか、「ゴールド」「オフィシャル」のパートナー、「オフィシャルサポーター」の4つの大会スポンサー枠が設けられた東京2020大会。
 
「オフィシャルサポーター」枠には、AOKI、KADOKAWA、パーク24以外にも、Aggreko、ECC、EY Japan、グーグル、ヤフー、コクヨ、清水建設、TANAKAホールディングス、テクノジム、東武タワースカイツリー、乃村工藝社、ボストンコンサルティンググループ、丸大食品、モリサワ、産業経済新聞、北海道新聞社のほかに、先日まで竹中平蔵氏(71)が会長を務めていたパソナグループの名前も。

https://news.yahoo.co.jp/articles/68ec48f8dc516acd41de0afe9f89affb8368145f

 果たして、五輪汚職はどこまで解明されるのか。