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「さくらパパ」横峯良郎氏、宮崎県知事選に〝殴り込み〟 元参院議員、独特のキャラクターで人気 現職・河野氏、東国原氏と大混戦の可能性も
女子プロゴルファーの横峯さくら（３６）の父で、元参院議員の良郎氏（６２）が任期満了に伴う宮崎県知事選（１２月８日告示、２５日投開票）に出馬する意向であることが１５日分かった。スポーツ報知が報じた。同知事選には、現職で４選を目指す河野俊嗣氏（５８）、元職の東国原英夫氏（６５）が出馬を表明しており、三つどもえの激戦となりそうだ。
横峯氏は鹿児島県鹿屋市出身。地元の県立高を卒業後、いくつかの職業を経て地元で飲食店や弁当店を開業した。ゴルファーの養成には定評があり、三女のさくらとはマイクロバスで全国の試合会場を転々としながら、トッププロに押し上げた。
その独特のキャラクターからテレビでも人気となり、２００７年、旧民主党の参院選比例区から出馬して当選、１３年まで１期務めた。約２０年前からは生活基盤を宮崎に移し、現在は８人の孫に恵まれている。
総務省出身の河野氏は、官僚出身の手堅い県政運営で自民党県連が推薦を決定している。東国原氏は０７年に知事に初当選、一時は支持率が９割を超えた。当初は２人の一騎打ちとみられていたが、横峯氏の〝殴り込み〟で大混戦になる可能性も出てきた。
