JR東静岡駅で男性転落し死亡 台風14号の被害点検中|あなたの静岡新聞
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20日午前9時25分ごろ、JR東静岡駅で作業していた静岡市清水区庵原町の会社員男性(59)が、駅舎上部の側面に取り付けられた高さ約10メートルの点検用デッキから線路上に転落した。男性は頭などを強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。

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男性が落下した点検用デッキ=20日午後2時ごろ、JR東静岡駅

静岡中央署によると、男性は設備管理を担うJR東海コンサルタンツの社員。台風14号の被害点検でデッキの床面を調べていたという。デッキの床面が抜け落ちていたが、男性は落下防止ベルトを着用していなかったとみられる。同署が詳しい事故原因を調べている。

JR東海によると、事故の影響で東海道線は富士-掛川間の上下計33本が運休し、計51本で部分運休、計10本が最大約3時間15分遅れ、約1万4730人に影響が出た。