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立憲・横浜市議「マタハラ」訴え、出産後「活動不足」→公認見送り
https://www.asahi.com/articles/ASQ976HP1Q96ULOB01F.html
横浜市議の大野知意(ともい)氏(立憲民主党)が7日、横浜市役所で記者会見し、来春の横浜市議選の第1次公認を得られなかったと発表した。
大野氏は昨夏に第1子を出産。神奈川県連支部から「活動量の不足」を指摘されるなど「マタニティーハラスメント」を受けたとして党本部に申告していたが、調査結果が出る前に公認見送りの決定をしたことは不当だと訴えている。
大野氏によると、8月22日に県連の選挙対策委員会(委員長・後藤祐一衆院議員)から「党公認を見送る」と通知を受けた。
4月に県第7区総支部(総支部長・中谷一馬衆院議員)の常任幹事会で「党員として活動量が足りない」と指摘を受け、県連への公認上申を見送る決定がなされた。
この際、大野氏は「出産と育児で難しい部分があることはご理解頂きたい」と説明を繰り返したが、理解を得られなかったという。
臨月に「ビラまき1日200枚」の担務表
大野氏は、昨年の横浜市長選や衆院選に向けた中谷氏の対応についても「マタハラだと感じる」とした。
8月下旬の出産予定だったため「7月半ばから党活動を休む」と中谷氏に伝えたが、中谷氏名義で届いた担務表には「1日200枚のビラまき」や「1日計3時間の街頭宣伝」が割り振られていたという。
総支部や中谷氏の対応を不服として5月に党本部の「ハラスメント防止対策委員会」に申告。現在、委員会から委託を受けた第三者機関が調査中という。
大野氏は「出産や育児が背景にあると知りながら『活動不足』と断定しそれを理由に党公認を外すなど、多様性を重んじる社会であってはならない」と訴えた。
後藤氏は「各方面から幅広く意見を聞き、公認の見送りは異論なく決まった。7区からもハラスメントはなかったと聞いている」とコメントした。
中谷氏は「議事録を確認したが、総支部常任幹事会で『党員として活動量が足りない』と指摘した者はいなかった。
総支部には子育てをしている幹事も多く、社会にとって出産子育てをしやすい環境づくりを目指し、支え合いながら運営している」としている。
立憲2県議、会派内複数議員のパワハラ訴え 「全人格否定する発言」
https://www.asahi.com/articles/ASQ9H7D2PQ9HULOB00D.html?ref=tw_asahi
外部相談機関がまとめた報告によると、佐々木氏は2~5月、複数の県議から条例に賛成するよう繰り返し要求され、「会派内の議員を馬鹿にした」として謝罪も求められたという。
2人が体調不良のため条例改正案を採決した5月の本会議を欠席すると、佐々木氏は当時の会派トップの県議から
「重大な本会議の際になぜか体調不良になる。県民の負託にこたえることはできない。どうぞ議員辞職してください。あなたは政治家ではなく政治屋だ。いつ議員辞職をしますか」などと言われたという。
野田氏も同じ県議から「評価するに値せず。論外」と言われたという。野田氏は5月下旬にうつ状態と診断されたとしている。
外部相談機関はこうした県議らの言動について「会派内で優位な立場にある者が事実上、意に反する意見表明を要求するもので、議員活動を封殺する目的の言動」とし、「ハラスメントと認定すべきだ」と報告した。
本会議を欠席した2人に対する発言も「全人格を否定する発言」として「ハラスメントと認定すべき言動で、強く非難されなければならない」などとした。