イタリアのフェデリコ2世・ナポリ大学で講演を行ったAppleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、「今日からそう遠くない未来に、人々は拡張現実(AR)のない人生を送っていたことを疑問に思うようになるだろう」と述べました。

AIの重要性を強調

ヨーロッパ遠征で立ち寄ったイタリアの大学で、イノベーションと国際経営学の名誉学位が授与されたクックCEOは、学生たちとの質疑応答も行いました。ある学生からの「最もエキサイティングな未来のテクノロジーは何か」という質問に対して、クックCEOは人工知能を挙げ、「我々の生活のすべてに触れることになる、基礎的でどこまでも広がるテクノロジー」と形容しました。
ARはインターネットと同じくらいの影響をもたらす

そしてクックCEOは、AIを利用したもののなかでも特にARが重要になるとし、ARが世界に与える影響は、インターネットと同じくらい重大なものとなると示唆し、ARなしでどのように人生を送ってきたのかと思うようになるだろう、と述べました。

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