資格の無い作業員がクレーンを操作 東京電力福島第二原発 荷物つり下ろし作業中に事故 原因調査で判明
2022年10月7日(金) 11:06

東京電力福島第二原発で、協力企業の作業員が無資格でクレーンを操作し、富岡労働基準監督署から是正勧告を受けたことがわかりました。

東京電力によりますと、福島第二原発で焼却炉の修理工事をしていた協力企業の作業員が、必要な講習を受けていないのにも関わらず、無資格でクレーンを操作していたということです。

この作業員は9月14日、クレーンで荷物をつり下ろし、荷ほどきをする作業で失敗し、一部の荷物を破損させました。事故原因の調査の中で、作業員がクレーン操作に必要な講習を受けずに作業をしていたことがわかりました。

富岡労働基準監督署は、労働安全衛生法違反としてこの協力企業に対し是正勧告を行ったということです。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/172848?display=1