SNS上のイラスト作品 無断利用などのトラブルからどう守る?

イラストや文章といった作品を発表する主戦場となっている交流サイト(SNS)。しかしインターネットという自由な場だからこそ、自身の作品が第三者に勝手に利用されるなどのトラブルが後を絶たない。(吉沢智美)

ある人工知能(AI)のイラスト制作サービスが8月末、ネット上で〝炎上〟した。それはイラストをAIに学習させると、学習させたイラストの絵柄に類似したイラストをAIが生成するというサービスだった。

ネット上では「他人の絵を勝手に学習させ、自身の絵として発表できる危険性がある」などと懸念の声が上がり、

同サービスは「不正利用を防ぐ仕組みが不十分である」として、発表からわずか1日で停止する事態となった。

AIやデータ分野に詳しい柿沼太一弁護士によると、AIにより自動生成した作品をネット上で公表した場合、その作品が他人の作品に類似していると、著作権侵害に問われることがある。

柿沼弁護士は「他人が作成した作品に依拠し、かつ類似していれば著作権侵害となるケースもある。ただ、どのような場合に、この依拠性と類似性が認められるかは、なかなか明確な基準がない」という。

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https://www.sankei.com/article/20221006-YDBLYWQKHVPNREM6D5BD5WEU2M/