立憲民主党の岡田克也幹事長は7日、産経新聞の単独インタビューに応じた。党勢の回復に向け「保守層にも支持される政策展開、
運動が必要だ」と述べ、現実的な安全保障や経済政策を訴えていくとした。(聞き手 大橋拓史、千葉倫之)

--党勢立て直しに何が必要か

「まず立民自体がきちっとしないとダメだ。国民に『やらせてみよう』と思われる存在になる。政策だけではない。
党としての振る舞いも含め、リベラルだけでなく、真ん中、保守層にも支持される政策展開、運動が必要だ。
そのためには安全保障や経済で現実的な政策が重要になる。『いいことを言っているが、本当に全部実現できるのか』という目で見られている。
バラマキではなく、ある程度の絞り込みも必要だ」

--日本維新の会と「国会内で共闘」すると合意した。選挙協力につながるか

「野党がまとまれば、それだけ力は強くなる。共闘で国会に緊張感が走ったと思う。ただ、いきなり選挙協力ということは現時点で考えられない。
先のことは分からない。私が旧民主党代表のとき、維新の党と合流したが、当時は誰も想像しなかった。政治は何が起こるか分からないところはある」
https://www.sankei.com/article/20221007-3I625PX325PCPKLHVDRNR3F3GI/