わかりやすくタイムライン化しましょう

【たぶん古事記はこんな歴史を辿ってる】

○[真]西暦620年
蘇我馬子らが「天皇記(大王記)」を編纂する。

○[真]西暦649年
蘇我倉山田石川麻呂さんが誅殺される。
重要な「好書=おそらく天皇記」を遺す。

●[偽]西暦712年
稗田阿礼が暗誦、太安万侶が編纂し「古事記」が完成。と古事記の序文に書かれている。が客観的な証拠なし。

○[真]西暦800年前後
日本書紀講師の多人長さん、講義に使える参考書を探してる間に「天皇記」を発見
( ゚д゚)ハッ!
正史と全く違う記述に仰天&豊かな神話に感嘆し、自家の権威付けのため利用してやろうと考え先祖の太安万侶を編者とした序文を追加。
藤原氏が権勢を振るう世情を鑑み&不敬を恐れ、ある程度正史と整合性取れるように修正。


○[真]西暦812年
「古事記」の存在が初めて他文献(弘仁私記序:多人長さんが講義)に記される。


《紆余曲折、秘書扱いで近衛家書庫に封じられたり偽書扱いされたりでずっと不遇...》


○[真]西暦1798年
国学者本居宣長が「古事記伝」を完成させる。
彼が古事記を称揚した事により評価が一変し、史上初めて日本書紀と並び評される神典として祭り上げられるようになる!!