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草なぎ剛「ギター弾きたい熱、今もすごい高まっています」「草なぎ剛のはっぴょう会2-」終了直後に直撃!

9月22日発売の「月刊ザテレビジョン11月号」の連載「草なぎ剛のお気楽大好き!Vol.285」では、2回目の開催となる「のはっぴょう会2−」の終了直後、熱冷めやらぬ草g剛を直撃! ライブの感想などを語ってもらいました。

「草なぎ剛のはっぴょう会2ー」が無事終了!終了後に突撃取材
「草g剛のはっぴょう会2〜Neo Vintage〜」が終わってほやほやの僕です。いやぁ、楽しみました。何しろ夏の間はギターの練習、打ち合わせ、リハーサルと毎日ギターざんまい。終わったばかりなのに、すぐまたギターを触りたい。さらにギターが大好きになりました。まだ僕は全然弾けてないけど、来てくださったゲストの皆さんに感化されてね。不思議な魔力があって、どこか違う世界に連れてってくれるというか。
「そうだよ、僕だってできるよ、みんなそれだけ弾いてきてるんだ。絶対やってればできる」と謎の自信が出てきて楽しくなってきちゃって。もちろん、できない自分に悔しさはあるけど「それがバネになるから」と今回音楽監督もしてくれた(TRICERATOPS)の和田唱くんも言ってくれたので。好きなことを通じてそんなふうに思える僕は幸せだと思う。だから、ギター弾きたい熱は、終わった直後の今もすごい高まっています。

今回ゲストに来てくださったのは、miwaさん、唱くん、田島貴男さん(ORIGINAL LOVE)、泉谷しげるさんの4人の方々。みんなそれぞれのスタイルがあるでしょう。横で聴いていて、コラボもさせてもらって、圧倒されたんですよ。唱くんのギターからしっとり入って聴かせる演奏もカッコ良かったし、田島さんのあの迫力あるギター技術もハンパじゃない。手から足から全部使ってるんだから。田島さんは今後も僕の「はっぴょう会」のレギュラーになってほしいな。次もあったら絶対声を掛けるつもり!

泉谷しげるから言われた胸に響いた言葉
泉谷さんの、あのたたきつけるような熱いギターもステキだった。「おまえはヘタクソなんだよ」ってハッキリ言ってくれて。でもすごい愛のある優しい人でね。「おまえが応援されてどうする。お客さんはお金払って見に来てくれるんだから、逆に応援しないと」って、あの言葉は響いたな。miwaさんは「会場の草gさんのファンの方が本当に温かい」って楽しんでくれて、僕もそれは素直にうれしいけど、僕も応援してあげるギターを弾けるようになりたいなと。

本当に幸せな時間でした。今回この時期、奇跡的に2日間だけ会場が取れたんだけど、また渋谷でやりたいな。2日と言わずもっとやりたい。渋谷区長さんが来ていらしたので、お伝えしたからね。「会場空いたらすぐ、お願いします」って(笑)。それまでギター技術上げて、新しい曲を作って、できれば自分のスタイルも確立させて、来てくださるゲストの方とセッションするときに盛り上げたい。楽しみがまた増えました。
「2人芝居って間とかがズレたり、すごい集中力のいる芝居だと思う」
そんなハッピーな夏を終えて、10月の舞台「burst!〜危険なふたり〜」が稽古に突入します。三谷幸喜さん作・演出、共演は香取慎吾。7年ぶりの再演です。
先日、三谷さんに久しぶりにお会いしました。「変わらないですね」なんてお互い言いながら「慶喜良かったよ」って言われました。そのときの打ち合わせでは大きく変わるところはないような感じだったけど、どうなるのかな。再演とはいえ7年前だしね。2人芝居だから、セリフ量も結構ある。

物語は、1と2の男がいて、僕が最初は刑事で、慎吾がどこか田舎の方に住む青年。爆弾騒ぎに巻き込まれるんだけど、最後が謎の終わり方をするミステリーのような不思議なテイストの作品。1幕と2幕で役が入れ替わるのも斬新だし、2人とも舞台上にいるのに、その空間では2人に向き合って芝居をさせない構図が面白いなと思って。セットも会議室とか部屋くらいで実にシンプル。前回やられたピアノの荻野清子さんがスケジュールの都合が合わなくて、今回は生音でなかったりするみたいなので、本当に2人だけなんだよ。劇場も大きくなるので、芝居もきっと変わってくると思う。むしろ前回から7年たってるから、ちょっとキツいかもしれない。まあ「アルトゥロ・ウイの興隆」とかに比べたら踊ったりしないぶんいいと思われそうだけど、決してやわな芝居ではないと思う。2人芝居って間とかがズレたり、ちょっとしたことで変わってくるから、すごい集中力のいる芝居だと思う。