ソニーは、“におい測定”などを可能にする匂い提示装置「NOS-DX1000」を開発。医療機関や研究機関向けとして2023年春に発売する。視覚、聴覚に次ぐ「嗅覚事業」として位置づけ、同社の展開するエンタテインメント・テクノロジー&サービス経営方針の成長軸の一つとして展開する。
NOS-DX1000では、専用の装置で40種類の匂いを発して検査を行なえ、発した匂いを即座に脱臭できる機能が特徴。
現状は研究用途での販売だが、将来的には薬事申請を行ない医療機器としての販売を目指す。価格は230万円前後。また嗅覚事業をオープンイノベーションとして展開し、他社サービス・コンテンツとの連携も視野に入れ、VRなどエンタメ分野等での活用も検討する。
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