《人付き合いに問題がある》麻生太郎の注文に、酒を飲まない河野太郎が始めた「味気ない」2時間飲み会
https://news.yahoo.co.jp/articles/163f8b48ae7910c1f5d693d41c672d4e5e28ac92

組閣翌日。
祝日にもかかわらず、河野は秘書ら側近を集めた。
ひとしきりデジタル庁について話した後、話題は旧統一教会問題に飛んだ。
実は河野は今回の人事で、2015年の初入閣以来二度目となる消費者担当相の兼務となった。
岸田がこの兼務に注意を払った形跡はなく、おまけでついてきたポストだった。
しかし河野は、ここで独特の嗅覚を発揮した。

■「大丈夫なのか?」岸田首相が“あるメンバー”を警戒

「前の消費者相の時はジャパンライフの問題に的確に対応できなかった。
今回、霊感商法の問題はちゃんとやる」

河野は大臣就任後初の記者会見で、いきなり「霊感商法に関する検討会」を
消費者庁内に立ち上げることを宣言。
さらに河野は検討会メンバーに弁護士の紀藤正樹を加えることに拘った。
消費者庁内には「紀藤は消費者庁を相手に裁判をしている原告の顧問弁護士。避けるべき」
と反対する声もあったが、河野は「それはそれ、これはこれだ。関係ない」と押し切った。

慌てたのは官邸である。
事前に知らされていなかった岸田は周囲に「大丈夫なのか?」と不安を漏らした。
旧統一教会の問題を巡っては、法務省を中心とした「関係省庁連絡会議」を別途立ち上げていて、
岸田周辺には河野の「スタンドプレー」(官邸関係者)に警戒感も強まっている。