「日本に米国の激しい競争社会を持ち込みたくない」(キヤノン・御手洗会長兼社長CEO)

ここ30年の失業率カーブについて「日本が米国よりもなだらかなのは終身雇用だからだ」と説くのは、キヤノン会長兼社長最高経営責任者(CEO)の御手洗冨士夫さん。

米国で約20年、米国流経営を実践してきたが「日本に米国の激しい競争社会を持ち込みたくない」。日本人にとってもその方が幸せだと語る。

日本では平等が良しとされ、新卒の給料は横並びの傾向にある。結果的に「(入社までの)22年間の努力が水に流されてしまうが、国家的にみると終身雇用の方が平和につながる」とみている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d53fc255a119fda8a72b23f34e6f7eda18da31ac