高松市の国道の歩道を軽乗用車で走行したとして、香川県警は14日、同市内に住む自称建設業の男(21)を
道路交通法違反(通行区分違反)の疑いで高松地検丸亀支部に書類送検し、発表した。
目撃者が撮影した動画がSNSで拡散され、県警が捜査していた。
県警交通指導課によると、男は9月23日午前9時40分ごろ、高松市国分寺町の国道11号で、
歩道を約100メートルにわたって軽乗用車で通行した疑い。
男は一度も運転免許を取得しておらず、同27日に道交法違反(無免許運転)の疑いで逮捕されていた。
同乗していた交際中の女(23)についても、男が無免許と知っていたとして、道交法違反(無免許運転同乗)の疑いで
丸亀区検に書類送検された。2人とも容疑を認めているという。
歩道を走った理由について男は「信号待ちの渋滞を避けるためだった」と供述しているという。
ツイッターに投稿された動画によると、男の軽乗用車は国道左側にある歩道をスピードを緩めることなく走行。
信号待ちをしている車数台を追い抜いたあとに交差点に戻り、走り去っていた。
この動画は約3・2万回リツイートされ、約700万回再生されている。
https://www.asahi.com/articles/ASQBG4RG7QBGPTLC00N.html