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気ずいてしまったんだけど、もしかして俺たちって物凄く頭悪いんじゃないか? [581963685]

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0101番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイW 9f1e-ZFBE)
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2022/10/15(土) 05:44:52.34ID:p1GL/Fh20
至極オチンチンだな
0102番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイW 0f8f-Ebf6)
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2022/10/15(土) 08:05:29.99ID:eNPYGBUC0
 第一級の精神にふさわしい特徴は、その判断がすべて他人の世話にならず直接自分が下したものであるということである。このような精神の持ち主が提出する意見は、ことごとく自ら思索した結果であり、しかもそうであることは、そのものの言い方のはしばしにも表われている。そこでこのすぐれた人々はドイツ帝国の諸侯のように、精神の帝国において直属の臣たる資格を備えている。これに対して凡庸の徒はすべて陪臣(ばいしん)の地位に立つが、この事実は彼らの文体に照らしても推察することができる。それには彼ら自身の特徴がまったく欠けているのである。したがってこのかぎりでは、真の思索者は君主に類似している。彼はだれの力も借りず独立の地位を保ち、自らの上に立つ者はいかなる者も認めない。その判断は君主が決定する場合のように自らの絶対的権力から下され、自分自身にその根拠をもつ。すなわち君主が他人の命令を承認しないように、思索者は権威を認めず、自分で真なることを確かめたこと以外は承認しないのである。
 ところが、その他大勢的な頭脳の所有者たちは、世間通用のあらゆる意見や偏見、権威にとらわれていて、法や命令に黙々と服従する民衆に近い。

アルトゥール・ショーペンハウアー
余録と補遺:哲学小品集 第二巻 さまざまな主題に関する切れぎれではあるが体系的に配列された諸思想 第二十二章自分で考えること第二六五節
岩波文庫読書についてp.18〜19
白水社ショーペンハウアー全集14p.72部分


 大多数の学者にとって、彼らの学問は手段であって目的ではない。彼らがその畑で大きな業績をあげないことになるのもそのためだ。というのは、大きな業績をあげるのには、学問がそれをやる人にとって目的であり、それ以外のすべては、その学者の生存そのものでさえ、手段にすぎないということが要請されるからだ。というのは、われわれがそれ自体を目的としてやらないようなことは、すべて中途半端にしかやらないものであり、あらゆる種類の仕事において、それ自体のために生みだされ、それ以外の目的に対する手段ではないものだけが、真の卓越性をかち得るのだからである。同様に、他人(ひと)の認識のことなど気にかけず、自分独自の認識を獲得することを研究の直接目的とするような人だけが、新しい偉大な根本的洞察に行きつけるのである。ところがふつう見られる学者は、教えたり執筆したりする目的のために勉強している。だから彼らの頭は、食べたものが消化しないまま排出されるような胃や腸に似ている。だからまた、彼らの教えること、書くこともあまり役には立たないことになる。なぜなら、他人(ひと)さまの滋養になるのは不消化な排出物ではなくて、自分の血から分泌した乳だけだからだ。

アルトゥール・ショーペンハウアー
余録と補遺:哲学小品集 第二巻 さまざまな主題に関する切れぎれではあるが体系的に配列された諸思想 第二一章博識と学者について第二四七節
白水社ショーペンハウアー全集14p.47〜48
0103番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイW 0f8f-Ebf6)
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2022/10/15(土) 08:33:26.80ID:eNPYGBUC0
 教えたり学んだりするさまざまな施設がたくさんあり、そこへまた学生や教師がどっと押しかけているのを見ると、人間にとっては見識や真理が大問題なのだと思うひとがあるかもしれない。しかしここでも外観はひとを欺くのだ。教師たちは金(かね)をもうけるために教えているのであり、彼らが得ようとしているのは知恵ではなく、知恵のみせかけと評判にすぎない。また学生は知識や見識を得ようとして学んでいるのでなく、おしゃべりのたねを仕込むため、自分に箔(はく)をつけるためだ。こうして三十年ごとに新しい種族、ひよっ子どもが世にあらわれてくるが、彼らはなにも知らず、数千年をつうじて集められた人間の知識の成果を、概略だけてっとりばやくつめこみ、しかもあらゆる過去以上に知ったかぶりをしようというのだ。こういう目的で彼らは大学に通い、書物に手を出すが、それも同時代・同年輩のものである最新の書物に限られる。とにかくすべては手みじかで新しくないとだめなのだ! 彼ら自身が新しがり屋であるように。そのうえで彼らはでたらめな判断をくだす。──もともとパンのための学問のことなどは、ここではわたしは考えにいれなかった。

アルトゥール・ショーペンハウアー
余録と補遺:哲学小品集 第二巻 さまざまな主題に関する切れぎれではあるが体系的に配列された諸思想 第二一章博識と学者について第二四四節
白水社ショーペンハウアー全集14p.45
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