シアトルは、日本でもかつてスターバックスなど「シアトル系コーヒー」ブームを巻き起こしたほど、カフェの街として有名。人ひとりかふたりでいっぱいの小さなボックス型店舗で営業する、ドライブスルー専用のコーヒー・スタンドも多い。そのひとつの形態として、「ビキニ・バリスタ」のいるコーヒー・スタンドがある。

 大抵は、わかりやすく店名やロゴに「ビキニ」「ピンク」「レディー」などと入り、あるいはビキニ姿の女性やそのシルエットのイラストが看板に描かれている。コーヒー・スタンドは注文や受け渡しのための窓口があり、そこで初めてバリスタとコミュニケーションを取ることになるが、そのバリスタがビキニもしくは下着姿で接客するというものだ。

 メニューは一般のコーヒー・スタンドと変わらず、サービスもまた、それ以上でもそれ以下でもないので過度の期待は禁物だ。癒やしを求める男性はもちろん、女性も興味がてら、または単なるコーヒー・スタンドのひとつとして訪れてもまったく問題はない。ビキニ・バリスタの女性が人気TikTokerとなった事例まであり、シアトルではかなりオープンな存在だ。ちなみに、マッチョな男性バージョンも登場して話題をさらったことがあるが、残念ながらすでに閉店したらしい。

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