黒い直線と、赤、青、黄の三原色で構成された絵が有名なオランダの抽象画家ピート・モンドリアン。
そんなモンドリアンの絵が、75年以上も逆さまに展示され続けていたことがわかり、話題になっている。

 英ガーディアンなどによると、その絵は、赤、黄、黒、青の粘着テープが組み合わさった「ニューヨークシティー1」という作品。
1941年に制作されたが、署名はなく未完の作品とみられている。

 この抽象画には線が密集した部分があり、そこが下部で、地平線を表すものと考えられていた。

 だが今年初め、オランダの前衛芸術家に関する調査を始めたキュレーター(展示企画者)が、絵が逆さまだと気づいたという。

https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASQBY6SB8QBYUHBI014.html

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