キングコブラ逃げ出す 水族館一部閉鎖、捜索続く―スウェーデン
2022年10月25日07時41分

【ストックホルムAFP時事】スウェーデンの首都ストックホルムにあるスカンセン水族館から22日に毒蛇のキングコブラが逃げ出し、水族館の一部が閉鎖された。
職員は小麦粉をまいて移動の形跡を探ったり、下水管を調べる特殊なカメラを使ったりして捜索を続けているが、24日になっても発見されていない。

キングコブラは脱走の数日前に水族館に搬送され、これまで別のキングコブラを収容してきた施設にいた。しかし、天井の照明設備から抜け出し、現在も天井内部にいるとみられている。
水族館の館長は、省エネのため最近、照明を交換したと打ち明け「古い照明は熱過ぎて、近づきたがるヘビはいなかったが、新しいのは熱くないと新入りが気付いたようだ」と述べた。

キングコブラは世界最長の毒蛇として知られる。館長は「(脱走したヘビが水族館の)外に出ることはないだろうが、仮に出たとしても外は寒いからすぐに眠ってしまう」と強調している。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2022102500231&g=int

キングコブラ逃げ出す 水族館一部閉鎖、捜索続く―スウェーデン
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スウェーデンのスカンセン水族館=24日、ストックホルム(EPA時事)
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