三井海洋、表層型メタンハイドレート回収技術開発で粒状メタンハイドレートを効率よく回収できる性能を確認
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三井海洋開発 <6269> は27日、経済産業省資源エネルギー庁からの委託で産業技術総合研究所(産総研)が実施している
表層型メタンハイドレート回収技術開発に関わる要素技術開発に関し、海底下数10mにおける軟泥地盤を想定した模擬地盤にて
掘削性能を確認する陸上試験を北海道北見市の「オホーツク地域創生研究パーク(北見競馬場跡地)」で開始し、
粒状のメタンハイドレートを効率よく回収できる性能に達していることを確認したと発表した。

次回は、表層型メタンハイドレート100%を模した大型氷での掘削性能試験を、23年2月に予定しており、22年12月から北見工業大学と共に、
試験場で自然に氷を積層させる手法で厚さ1mの大型氷の製作を開始する。
それらの掘削性能試験を通して、賦存状態の異なるさまざまな表層型メタンハイドレート開発対象域に適用可能な掘削技術であることを確認するという。
https://finance.yahoo.co.jp/news/detail/20221028-00509642-mosf-stocks