大阪市西成区の指定暴力団「東組」の幹部の男らが、組員の離脱をめぐる内紛の仲介に入った男性の車に、ナイフを突き刺したブタの生首を置いて脅迫したなどとして逮捕されました。

脅迫などの疑いで逮捕されたのは、指定暴力団「東組」の幹部、木村純一容疑者(60)と組員の男ら5人です。

警察によりますと、木村容疑者らは今年6月、大阪府熊取町に住む70代の男性に対し、自宅の駐車場や関係先に停めていた車2台の上に、ブタの生首を置いて脅迫したなどの疑いです。ブタの目には刃渡り約8cmのナイフが突き刺され、赤色の液体が付着していたということです。

男性は今年2月ごろ、二代目東組の組員が離脱する内紛の仲介に入っていて、その腹いせによる犯行とみられています。

警察は、木村容疑者らが容疑を認めているかどうか明らかにしていません。

https://news.yahoo.co.jp/articles/27a8863407305fb526f876b25e2cdc496caeddf2