米政策金利のピーク5%超え織り込む。投資家はFOMCがいずれ経済を屈服させる方向と確信。ボルカー以来の長短金利逆転 [718158981]
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米国債利回りのピーク遠のく、雇用統計後に政策金利予想は上振れ
Liz McCormick、Michael MacKenzie
2022年11月7日 10:32 JST
スワップ市場、政策金利のピークが5%超えるとの見方織り込む
2年債利回りは上昇、10年債との逆イールドはさらに拡大も-BI
米国債市場で利回りがどこまで上昇し得るかを巡る賭けは全て帳消しになったようだ。
4日公表された10月の米雇用統計が予想より力強い内容だったのを受け、先週新たに数年ぶりの高水準に達したのは2年債利回りだけだったが、米国債市場がさらに厳しい展開になることは不可避のようだ。
連邦公開市場委員会(FOMC)が今年6回目の利上げを決め政策金利を3.75-4%に引き上げた2日、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は、インフレが高止まりする限り終わりは見えないとの認識をあらためて示した。スワップ市場では、米政策金利のピークが5%を超えるとの見方が織り込まれた。
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の米マクロ戦略責任者、ジョージ・ゴンキャルベス氏は「米金融政策が今の軌道から離れるには極めて悪いデータが必要だ」と述べた。「債券市場のリスク・リターンの状況とゆがみは一段安の方向に傾いた」と指摘した。
投資家は差し当たり、FOMCがいずれ経済を屈服させる方向にあると確信している。それは2年債と長期債の利回り格差(スプレッド)からも明らかだ。
2年債利回りは先週、10年債とのスプレッドが一時62ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)に拡大。ボルカー元FRB議長が高インフレ抑制のため利上げを続けた1980年代早期以来最大の長短金利逆転となった。こうした逆イールドは従来、不況を1年から1年半先行してきた経緯がある。
ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)のチーフ米国金利ストラテジスト、アイラ・ジャージー氏は、市場が将来のインフレ指標に反応して5.5%のターミナルレートを織り込み始めれば、逆イールドは最大100bpに拡大する余地があると予想した。
2年債利回りは先週、4.80%付近でピークを付けた。10年債利回りは現在のサイクルでまだ4.34%を上回っておらず、先週は4.16%で終了した。 メドレー・グローバル・アドバイザーズのグローバルマクロ・ストラテジスト、ベン・エモンズ氏は、FOMCの金融引き締め継続を背景に全ての利回りが5%を超える可能性があると予想した。
バンク・オブ・アメリカ(BofA)の米国担当チーフエコノミスト、マイケル・ゲーペン氏は政策金利の「最終的な行き先が重要になっている」と指摘。ターミナルレートを5ー5.25%と予想するゲーペン氏は、「当局がわれわれの想定よりも多くの行動を最終的に余儀なくされ、インフレ抑制にさらに長い時間が必要になることがリスクだ」と述べた。
原題:Peak in Bond Yields That Appeared Close Has Vanished From Sight(抜粋) 金利の話ばかりしてるけど時間軸の話が無い。
5.25%が一日で終われば問題無いが、1年続くと悲惨だと思うぞ? 70年代より深刻なインフレなので5%で終わりそうにない。
かつてないインフレ
かつてない利上げ
かつてない暴落がおんどれらを襲う 30年も貯蓄ばかりしてきた日本人がインフレで一気に紙クズつかまされるの笑える
金を持つべきではない人々 高インフレが続くと米国の低所得層が暴動起こすんじゃね? ダウなんてウクライナ侵攻時の水準まで戻してるからな
半年前なら確実に暴落するであろう75BPのインパクトが今ではまるでないから、どこかでナイアガラチャート級の混乱起こさないとインフレ2%なんて夢物語だと思うわ 米国債の金利下がっとるな
だから久しぶりなドル円為替レートが145円台や ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています