イタリア人が読み解く、森鴎外や夏目漱石を惑わせた「ロマンチック・ラブ」の病

堅苦しい印象のある日本の近現代文学は、モラハラに不倫、マザコンやロリコンといった「道ならぬ恋愛」の宝庫だった──。
『舞姫』や『こころ』、『痴人の愛』といった名作の恋愛観や、作品の舞台裏などを描いた『女を書けない文豪たち』は、愛に迷う作家や主人公の人間臭い一面を明快かつ愛情深く分析する文学エッセイだ。
深い知識と豊かな感受性で日本文学に新たな視点を付与する著者のイザベラ・ディオニシオさんに、近現代文学が描く恋愛の特徴や、作品の楽しみ方を聞いた。
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