【シャルムエルシェイク共同】世界の環境団体でつくる「気候行動ネットワーク」は9日、気候変動対策に後ろ向きな国に贈る「化石賞」に日本を選んだと発表した。市民団体の分析で、化石燃料への公的拠出が世界トップだった点を理由とした。

 エジプトの国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)の会場で、授賞式を模したイベントを開催。司会役の環境団体メンバーは、世界が化石燃料の投資撤退に向かう中、日本政府は石炭火力発電の輸出などに「多大な労力を割いてきた」と紹介。首相が首脳級会合を欠席したことも問題視した。

 化石賞はCOP27の期間中に複数回、発表される見通し。

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