霊感商法の被害救済に取り組む弁護士連絡会が、新田知事に対し、旧統一教会と今後一切関係を持たないことを明言するよう再び申し入れました。

旧統一教会問題を巡っては、全国霊感商法対策弁護士連絡会が、今年9月、新田知事に、「関係を断つ」と明言するよう申し入れましたが、新田知事が「未来永劫付き合わないと宣言するのは問題がある」と反論しているため、9日付で、再度、書面で申し入れを行いました。

10日の会見で、弁護士連絡会は、知事に旧統一教会との向き合い方の認識を正し、今後一切関係を持たないと明言するよう求めました。

*全国霊感商法対策弁護士連絡会 山口広弁護士「新田知事が中途半端な対応をすることが、信者がいる家庭内や信者の心にどのような影響を及ぼすか考えてほしい」

新田知事は、「コンプライアンス上問題がある旧統一教会とは、今後関係を持たないことはすでに宣言している」とし、「未来永劫付き合わないと宣言するのは政教分離の観点から問題がある」と反論していて、今回の申し入れに対し、9日の会見で、「熟考した上で回答した」と述べ、考えを貫く姿勢を示しています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ae4d6e711631905300b4be0014e9e1e181aa5d97