航空機製造会社のCOMACと航空機リース会社7社は8日に開幕した第14回中国国際航空航天博覧会で、
中国初の国産大型旅客機C919の300機、医療救護機の中国初の国産リージョナルジェット機ARJ21の30機の発注確認を行いました。
同件はCOMACにとって、一度の受注として設立後、最大規模のものでした。
博覧会初日の8日、COMACとリース会社7社との上記契約が成立しました。
C919の受注はこれまでに、中国国内の航空会社や、リース会社28社によるもので815機に達していました。

C919はそれ以外にも、ドイツとタイの航空会社、米国の複合企業大手ゼネラル・エレクトリックGE傘下の航空機リース事業部門のGECASから受注しています。

中国が自主開発したC919は中国が知的財産権を持つ幹線用ジェット旅客機です。
同機は座席数が158~168座席で、航続距離は4075~5555キロであり、国際航空市場で最も多く用いられているエアバス320やボーイング737型機と同じクラスに分類されます。
C919は2022年9月に耐空性検定を終え、中国民用航空局が発行する型式証明を取得しています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1db42f33eb0a80a0a9b988f6ffbbe89521d8760d