長引く侵攻、ロシア国民の精神圧迫 抗うつ剤売り切れも
https://www.jiji.com/jc/article?k=20221114043742a&g=afp

長期化する紛争の余波が自国にも波及し、先が見えない状態が続く中、
コトワさんのように不安やうつ症状に見舞われるロシア人は増えている。

 その結果、国内では抗うつ剤が不足し、心理カウンセリングの需要が急増するなど、
精神衛生上の危機が徐々に進行していると、業界関係者は警鐘を鳴らす。

 コトワさんは当初、侵攻開始直後に国外へ逃げた何十万人もの国民を「愚か者」だと思い、
侵攻は自分には関係ないと思っていた。

だがプーチン大統領が9月に数十万人の動員を発表すると、
自分の父親や兄弟が戦場に送られるのではないかと心配するようになった。