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人気時代劇「必殺」シリーズにオカルト路線があった!安定路線への分岐点前にあった“裏歴史”人気時代劇「必殺」シリーズにオカルト路線があった!安定路線への分岐点前にあった“裏歴史”

第14弾の「翔べ! 必殺うらごろし」(78年12月-79年5月放送)が注目される。かつて視聴率争いのライバルだった「木枯し紋次郎」(フジテレビ系)の中村敦夫が霊視能力のある行者役で主演し、男装の和田アキ子、「おばさん」という役名の市原悦子さんらが脇を固めた。

 「翔べ! 必殺うらごろし」は70年代後半のオカルトブームを反映し(ちなみに月刊「ムー」創刊は79年)、超常現象がらみの事件が起きるという作風だった。当時は低視聴率にあえいだが、今では逆に〝カルト時代劇〟として気になる存在になっている。