https://news.yahoo.co.jp/articles/368e675a75236658544032c4f3258f13191420be

「前髪が命…」日本一かわいい女子高生を目指して 女子高生ミスコンに挑む高校2年生 富山・高岡市

日本一かわいい女子高校生を決める「女子高生ミスコン」。2万人の応募から15人に絞られたファイナリストの中に、富山県内在住の高校生がいます。グランプリを目指して頑張る彼女を取材しました。
富山県内有数の進学校、県立高岡高校。ここに女子高生ミスコンのファイナリストがいます。

ファイナリストの1人:
「え、全部教科書です。(すごくない?重くない?)重い。体育ある日とかそういうはまたもう1個かばんが増えます」

大きなリュックを背負っている2年生の金子彩羽さんです。透明感のあるキュートな笑顔が愛らしい彩羽さん。応募総数2万人の中から選ばれた、15人の中の1人です。

胸ポケットには常に前髪を整えるためのコームを忍ばせています。

女子高生ミスコン ファイナリスト
富山県立高岡高校2年 金子彩羽さん:
「(前髪)命です」

今年で8回目を迎える「女子高生ミスコン」は、その名の通り、女子高校生限定のコンテスト。SNS投票など女子高生の生活に即した審査方法を取り入れながら「日本一かわいい女子高生を決める」コンテストです。

面接やSNSでの配信投票など、1次から4次審査を経て選ばれたファイナリストの15人は、ローカルアイドルに読者モデル、恋愛リアリティー番組の出演経験がある子などつわものぞろい。10月からおよそ2か月間、毎週末東京に通って様々なレッスンを受けてきました。

女子高生ミスコン ファイナリスト
金子彩羽さん:
「私は今まで普通の高校生やったから、そういう私でも『頑張ればできるんやよ』『できるんですけど』って感じを見せたいなと思って」

何もかもが未経験の彩羽さん。戸惑いながら、試行錯誤の毎日です。

グランプリの発表は12月4日。見た目の美しさだけでなく、ダンス、演技、ウォーキングなどのパフォーマンスも審査対象です。

■見た目は「お人形さん」だけど、結構な努力家…

金子彩羽さん:
「富山県初のファイナリストから、富山県初のグランプリを獲って帰ってきます。応援よろしくお願いします」

勉強が本分の高校生。彩羽さんは「両立」を1番大事にしています。

​金子彩羽さん:
「学校は学校で勉強ちゃんとする、土日は土日で勉強頑張るみたいな感じでメリハリつけて頑張っています」

友人:
「朝7時とかに学校に来て勉強してたり、自習室とかも利用して毎回一緒に会って利用したりしているので、勉強熱心な子だなと思います…」

友人:
「見た目が、お人形さんじゃないですか。最初会ったとき、人形だぁ…と思ってしまって。かわいすぎて」

友人:
「結構努力家だから、溜め込むから。終わったらみんなで焼肉行くんですよ。だから、頑張ってほしいなって」

と、友達の応援にも支えられています。

家に帰っても、まずは勉強。期末テスト真っただ中のこの日。取り組んでいるのは、「数学3」です。
■家ではまず勉強、その後にダンスの練習…

​金子彩羽さん:
「これテスト勉強。予習とかは朝早起きしてやるか、学校に早く行って授業前に朝やることが予習とかは多いかな」
「いまは建築に行きたいなと思って、設計とかそういうのしたいなって…」

勉強のあとは、ダンスの復習。

運動は苦手だという彩羽さん。何度もお手本動画をチェックしたり、自分の踊りを見返したりしてダンスを身体に落とし込んできました。

​金子彩羽さん:
「本当に平日にミスコンのこと、全然忙しくてできんだってときは、新幹線の中で見て、いろいろやらんなんことをやって、テスト前は勉強の道具を持って行って勉強している…」

​金子彩羽さん:
「裏で頑張っている自信はあるかな。でもあんまりみんなの前で私は頑張ってるからとかそういうのはちょっと出すの苦手で」

そんな彩羽さん、実は人前に立つことはちょっと苦手。本格的な歌やダンスも全くの未経験でしたが...。

「たまたまインスタの広告でミスコンの方が流れてきて…」

キラキラした新しい世界に惹かれたといいます。

母 真実さん:
「最初本当に何も教えてくれなくって、2階に来ないでね、みたいな感じでもう隠れてやってるから、エッていう感じで。とりあえず興味持ったらやるって感じで、そこからハマれば本当に極めるって感じですね」