ことし10月の家計調査で、2人以上の世帯が消費に使った金額は、物価の変動を除いた実質で去年の同じ月より1.2%増えました。
全国旅行支援や気温の低下による支出の増加が目立っています。

総務省によりますと、10月の調査で2人以上の世帯が消費に使った金額は1世帯当たり29万8006円でした。

物価の変動を除いた実質で去年の同じ月より1.2%増え、増加は5か月連続となります。

内訳では、政府の観光需要の喚起策「全国旅行支援」によって宿泊料や国内パック旅行への支出が増えたことなどから「教養娯楽」が8.0%増加しました。

その一方で、外出が増えて家で食事をする機会が減ったことで「食料」は0.4%減少しました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221206/k10013914181000.html