オリックスからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す吉田正尚外野手(29)が7日(日本時間8日)、レッドソックスと契約合意したとESPNのジェフ・パッサン記者ら複数のメディアが伝えた。

ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者によると、契約は5年総額9000万ドル(約126億円)だという。オリックスには1540万ドル(約21億6000万円)の譲渡金が入る。

吉田は6日(同7日)にMLB全球団との交渉が解禁になったばかり。代理人のボラス氏は、多くの球団が興味を示していると明かしており、米報道ではヤンキースやマリナーズも獲得に興味を示していたと伝えていた。

https://www.nikkansports.com/m/baseball/mlb/news/202212080000086_m.html?mode=all

プロ野球ヤクルトの村上宗隆内野手(22)が9日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季の年俸2億2000万円から大幅増の6億円でサイン。3年総額18億円プラス出来高払い(金額は推定)の超大型契約となった。

これまで入団6年目での最高額は、18年の巨人・菅野智之の4億5000万円、高卒6年目ではオリックス山本由伸の3億7000万円。来季高卒6年目となる村上はプロ野球史上最速で5億円に到達した。球団としては山田哲人の5億円(21年シーズンから7年契約)が最高額で、村上は球団史上最高額となり開口一番「すごい話し合いができて、契約更改はすごく良かったです」と笑顔でコメントした。

さらに来季に向けて「チームを勝たせる中心にいたい、チームを引っ張る存在でいたいという思いは変わらないので、金額じゃなくチームの中心として引っ張っていきたいと思います」と意気込んだ。

将来のメジャー挑戦についても話し合いが行れたようで「“25歳ルール”があって、いまのままでいけば3年後(移籍を)認めてくれるという話と、ルールが変われば2年後25歳になる年もポスティングを認めてくれるという話をしました」と明かした。

今季は日本選手シーズン最多の56本塁打、史上最年少での三冠王、プロ野球新記録となる5打席連続本塁打など数々の記録を打ち立て、チームのリーグ連覇を牽引した。今月1日の2022ユーキャン新語・流行語大賞で“村神様”が年間大賞に選ばれるなど、大躍進の1年だった。

先月14日に日本記者クラブで行われた会見では今後のメジャー挑戦について「アメリカでプレーする権利を得られる選手というのは数少ない選手なので、もちろん挑戦したい気持ちはあります。それが何歳になるかはまだわからないですけど、まだ僕自身若いので早ければ早いほどいいな」と話していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cbf78d57fa03baf74030440c08a84bab35263520