寺内タケシ追悼――増田聡が綴る、エレキ・ギターを日本に土着化させた〈神様〉の情熱

2021年6月18日、〈エレキの神様〉こと寺内タケシが82歳でその人生の幕を下ろした。
62年に寺内タケシとブルージーンズを結成、その後エレキ・バンドとしてスターダムへと駆け上がった寺内タケシは、民謡からクラシック、歌謡曲まで幅広い音楽に取り組み、日本の音楽シーンを一変させた。彼の功績や遺産は、まさにこの国の大衆音楽史を語るうえで避けて通れないものだ。
そこで今回は寺内タケシへの追悼として、ポピュラー音楽研究を専門にする大阪市立大学教授・増田聡が寺内の功績について綴る。 *Mikiki編集部

https://mikiki.tokyo.jp/articles/-/29127