検察は、株価操作事件で起訴されたドイツモーターズのクォン・オス前会長に懲役8年を求刑した。起訴された関係者の一審は1年あまりで終わりを迎えつつあるわけだが、株価操作の「スポンサー」の役割を果たしたとの疑惑がふくらんだ尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の妻、キム・ゴンヒ女史に対する検察の捜査には1年ほど動きがみられない。

 検察は16日、ソウル中央地裁刑事23部(チョ・ビョング裁判長)の審理で開かれた結審公判で、クォン・オス被告に懲役8年、罰金150億ウォン(約15億7000万円)を求刑し、追徴金81億3668万ウォン(約8億5000万円)も求めた。

 キム・ゴンヒ女史が株式口座を預けており、株価操作に関わっていたL氏には、コスダック上場企業アリオン事件に関する容疑を加えて懲役7年、罰金100億ウォン(約10億4000万円)を求刑し、追徴金9億4850万ウォン(約9910万円)を求めた。尹大統領側は、キム女史はL氏に新韓証券の株式口座を一任したものの、損失が相次いだことから4カ月で株式を別の口座に移すとともに、L氏とは絶縁したという趣旨の釈明を行っている。

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