名古屋高速に「緑の実線」初導入 事故多発のJCTで安全対策 踏まずに通過が正解

3号大高線の北行きから、時計回り一方通行の都心環状線へ合流する箇所の左車線側に、約1kmにわたって緑の実線が車線両端に引かれます。道路交通法に基づく区画線ではなく、ドライバーに車線変更を抑制してもらうための安全対策です。

 ここでは、大高線の右側車線から環状線へ向かうクルマが多く、環状線本線から移ってくるクルマとの錯綜が生じているとのこと。2021年度までの3年間で発生した47件の事故のうち、約7割が車線変更による車両衝突だそうです。そこで、左側から右側への車線変更を抑制し、車両を分散させて混雑を抑え、事故の危険性を減らすことに主眼が置かれています。

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