高校時代からの腐れ縁。

クセが強いほうの人間ではあったけど面白い奴でもあったので友達は多かったし、妻子持ちとなった同級生とも30歳過ぎでも結構つながっていられてた。

でも33歳で気が狂ったのかってくらい有害になったので、つい最近、既婚組からは完全に縁を切られた。

縁切りを決意した既婚組たちから「これから集まりあるとき、あいつがいる場合はもう呼ばないでくれ」と相談を受けた時に俺は延々と理由を聞かされた。


・予定があるからと遊びの誘いを断ると

「あーダメダメ、そういうの受け付けてないので(笑)」

妻子で出かける予定があるんだよ、と行けない理由を具体的に告げると

「OK、わかった。何時にどこ集合?(笑)」

1ヵ月前にでも誘ってくれたら頑張って空けとくからまた今度でほんと頼む

「お父さん!!俺だって〇〇家の人間なんだから仲間外れにしないでくれよ〜!(笑)」

……という感じで何往復かするまで引き下がらない



・既婚組の家に”とんねるずを泊めよう”のマネしてしつこく突撃しようとする



・新居を建てた仲間に対して「全自動卓を買え買え」とうるさい。車を買ったと知られたら「はあ!?お前、雀卓買わないで車買ったんか!?」とずーっと不機嫌になった


・年収自慢をする。

「俺がなぜ彼女すらできないのか」という考察を自虐ジョークの体で突然解説し始めたとき「男の年収にふさわしい階級の女っていうのがいてですねえ。ほら、君たちみたいなのにお似合いの女は腐るほどおりますけど、私の戦闘力は1000万ですからね(※増田註:こいつは本当に年収1000万円ある)!!!同格の女も少ないんですよ!!!」と発言


・もともと親しみを込めてバラエティっぽい失礼芸に走るタイプではあったけど、最近は今までとレベルが違ってきてもはや恐怖でしかない。自分だけじゃなくて妻もまとめて見下しているのも伝わる(「サッカー観戦の帰りに『じゃあ、我々夫婦は夜の街に消えるとしますか(笑)』と俺の妻の肩に手回した」、とのこと)


・娘(赤ちゃん)に対して「あっ、こんなところに俺の許嫁がいる!ごめんウソウソ間違えた!!!!!俺の娘だった(笑)」と発言






正直、本気でキレて愛想尽かせている既婚組を見て俺は「しまった」と思った。

守るべきものが自分しかいない独身彼女無しの俺のほうですら、歳を重ねるごとに陽気に失礼な言行の限りを尽くすようになった彼に怒り心頭だったから、シレっと距離を置こうとまさに思っていたところだったからだ。

自分の寂しさを埋めてくれる駒が多いときに縁を切られるのと、少ないときに縁を切られるのとでは、後者のほうが執着の度合いが桁違いだろう。


俺は結婚を全く諦めていないので来年から婚活を頑張る気満々なのだが、こうなると結構な高確率でこれまで既婚組が味わってきた「かまって攻撃」の矛先が俺を含む数少ない独身組に向くとしか思えない。

自分が寂しさで同じように気が狂う恐怖よりも、すでに気が狂った彼のような独身者にへばりつかれる恐怖のほうが圧倒的にでかい。

もう2年くらい「彼女できたらお前絶対に会わせろよ?」とか「お前の結婚式の友人代表スピーチ俺じゃなかったらマジでありえないからな?」とけん制され続けている。


元友達は33歳で気が狂っちゃってたな
https://anond.hatelabo.jp/20221226233748