キャシー・ウッド氏、23年初取引でテスラ株買い増し-株価急落の中
キャシー・ウッド氏のアーク・インベストメント・マネジメントは米国市場で年明け初日の取引となる3日、急落したテスラ株を買い増した。テスラが直面している逆風を考慮して多くの投資家が同社株を手放す中でも、ウッド氏がテスラに強い信頼を寄せていることがあらためて示された。
アークの日次データによると、同社の複数の上場投資信託(ETF)はこの日、テスラ株計17万6000株強を購入。多額のインセンティブ提供にもかかわらずテスラの2022年10-12月(第4四半期)の世界納車台数が市場予想を下回ったことを受け、同社株は12%安とこの2年余りで最大の下落率で終了した。
ブルームバーグが集計したアークの取引データによれば、ウッド氏のETFは今回の購入サイクルを開始した昨年10月3日以降にテスラ株計93万8000株強を買い入れた。10-12月期は7四半期ぶりのテスラ株買い越しだった。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-01-04/RNY0MCT0G1KW01