ドイツのショルツ首相は5日、独製歩兵戦闘車「マルダー」をウクライナに供与する意向を表明した。
ウクライナ軍の訓練も行う。バイデン米大統領との電話会談後の共同声明に盛り込んだ。

米仏が装甲車や歩兵戦闘車をウクライナに供与する方針を示したことを受け、ドイツもこれまでの慎重姿勢を転換した。
時期や台数は公表していない。独誌シュピーゲルは、最大40台となる見通しで、早ければ3月末までに最初の供与が始まると報じた。

ドイツは共同声明で、ウクライナの防空強化に向け、地対空ミサイルシステム「パトリオット」を提供することも表明した。
両首脳はウクライナへの「揺るぎない連帯」も改めて確認した。

https://www.yomiuri.co.jp/world/20230106-OYT1T50053/