政府の電気代支援策も焼石に水…2023年“値上げラッシュ”で家計負担年間が14万2,188円増に

https://news.yahoo.co.jp/articles/a76553dda0de0d940c98ddf50afc805a8034054c

‘22年に家計を直撃した値上げの猛威は、どうやら年が明けても収まることはなさそう。さらなる負担が続々とのしかかってくる現実を前に、いまから十分な心の準備をしておくことが大切だ――。

水道・光熱費が値上げされやすい理由とは?

そして水道・光熱費は、「ほかの品目よりも値上げしやすいジャンル」だと加谷さん。

「電気代やガス代は、原材料となる原油価格の上昇をそのまま反映しやすいもの。各電力会社の価格は値上げ幅の上限に達してしまっているため、さらなる値上げを経済産業省に申請中ですが、‘23年内に2〜3割は上がると考えたほうがよさそうです」

ただし、節電を心がける人も増えており、プロパンなど都市ガスほど上がっていないガスの利用者も一定数いることを考慮すると、「最終的な支出は20%程度増え、月額5,099円の支出増となることが予想されます」

政府は電気代の支援政策を進めているが、これでは焼け石に水だ。