安倍晋三元総理が銃撃され死亡した事件で、鑑定留置を終えて移送された山上徹也容疑者(42)が、
これまでの調べに「母親の献金のせいで兄は自殺し、自分も大学に行けなかった」などと供述していることがわかりました。

安倍元総理を銃撃し殺害した疑いで送検された山上徹也容疑者は、1月10日に鑑定留置を終えて奈良西警察署に移送され、再び検察や警察の取り調べを受けています。
山上容疑者はこれまでの調べに、犯行動機として旧統一教会への恨みをあげていますが、捜査関係者によりますと
「母が旧統一教会に多額の献金をしたせいで、難病の兄が十分な治療を受けられず苦しんで自殺した。私も大学に行くことができなかった」などと供述していることがわかりました。

奈良地検は、精神科医による鑑定状況から刑事責任を問えると判断していて、1月13日までに殺人と銃刀法違反の罪で起訴する見込みです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e010a40dc41f3c66c41c81ea282560fb1b3b5b8