田嶋陽子さんは今。 | Vogue Japan
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90年代、TV番組で男女間の格差や差別に真っ向から向き合ってきた田島陽子さんに、日本女性の未来について訊ねた。
ある世代にとって「フェミニスト」という言葉からまず思い浮かべるのは、田嶋陽子さんという存在だろう。90年代にTVを賑わせた、
男女間の格差や差別に真っ向から向き合う姿は、今も多くの人の記憶に焼き付いている。
当時より環境や人権問題に皆が敏感になっている今、フェミニズムの先駆者である彼女は、日本女性の未来をどう見つめているのだろうか。
彼女が住む軽井沢で行われた今回の取材では、SACAIの美しいドレスを着用。ステージ以外ではおよそ30年ぶりとなるスカートに
「普段まず着ない綺麗な服で素敵だよね」と語る。「スカートはフェミニズム的に抑圧のシンボルのようなものだけど、
自分が自立したならスカートだろうがパンツだろうが好きなものを選んで何を着せたっていい。それこそが自由よね」。
今、若い世代を中心に再評価の波が高まっている彼女の言葉の数々は、改めて私たちに「どう生きるか」を考えるヒントが詰まっている。