TX延伸「土浦方面」有力に 茨城県内 第三者委、4案から提言へ

つくばエクスプレス(TX)の茨城県内延伸案を絞り込む第三者委員会で、「土浦方面」案が有力となっていることが21日、分かった。県がこれまでに候補と示した4方面のうち、土浦方面案は最短距離でJR常磐線に接続が可能などとしている。第三者委は来月、提言をまとめ、大井川和彦知事に提出する予定。

県はTXの将来的な県内延伸構想として、筑波山▽水戸▽茨城空港▽土浦-の4方面案を示してきた。第三者委は昨年12月の初会合で、東京圏からの人流創出や県内2大都市圏の交流拡大など四つの判断指標を提示。需要予測なども踏まえて議論している。
初会合では延伸効果を方面ごとに示した。県の資料によると、土浦方面案は、4案のうち最短距離で常磐線への接続が可能で、渋滞緩和など利便性の向上が期待されるとしている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1590af856ff7153490e60197c6d58c744468c193