日電産、今期最終を一転56%減益に下方修正

日本電産 <6594> [東証P] が1月24日大引け後(15:15)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比4.8%増の1040億円に伸びた。

しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の1650億円→600億円(前期は1368億円)に63.6%下方修正し、一転して56.2%減益見通しとなった。

会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の783億円の黒字→266億円の赤字(前年同期は702億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比46.7%減の174億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の8.9%→4.9%に大幅悪化した。
https://s.kabutan.jp/news/k202301240009/
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230123592345.pdf
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230123592356.pdf