岸田文雄首相は1日の衆院予算委員会で所得が一定を超えて扶養家族の対象外となり税や社会保険料の負担が生じる「年収の壁」の対応策を検討すると言及した。非正規社員の就労抑制につながっている現状を踏まえ「問題意識を共有し、制度を見直す。幅広く対応策を検討する」と述べた。

対応策の方向性に関し「パートタイムや非正規雇用の労働者が本人の希望に応じて活躍し、収入を増やしていけるようにすることが重要だ」と語った...

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA011DF0R00C23A2000000/